愛犬が芸を覚えたら散歩も遊びももっと楽しくなると思いませんか?

自分の犬がフリスビーを追いかけてキャッチしたり、ボールを持ち帰ってきたら嬉しいですよね。

公園でも注目の的になること間違いなしです。

このページでは、「犬の芸の種類」と「教えるポイント」をまとめています。

芸の前に犬に基本的なしつけは教えてる?

犬に芸を教える前に、そもそも基本的なしつけはできていますか?

犬の基本的なしつけ
  • 無駄吠えしない
  • 待てができる
  • トイレで粗相しない
  • おとなしく散歩できる

これができていないと、飼い主と愛犬との主従関係がしっかりできていない可能性があるので、犬に芸を教えるのは難しいでしょう。

子犬ならパピーパーティに行ってみよう

パピーパーティ

パピーパーティというのを聞いたことがありますか?

パピーパーティというのは、生後数か月の子犬を持つ飼い主同士が集まって、お互いの子犬を遊ばせるイベントです。

目的は「子犬に社会性を身につけること」です。

人間だって幼少期の環境によって性格などが決まりますよね。同じように犬も子犬の時期にいろんな人間や犬と遊ぶことによって、犬社会の掟というかマナーのようなものが身につきます。

パピーパーティで身につくこと
  • 人間に慣れる
  • 他の犬に慣れる
  • じゃれ合いの中で犬社会のルールを知る

パピーパーティはペットショップが主宰していたり、犬の幼稚園のようなしつけ教室などで行われています。

成犬で主従関係が構築できていない場合

犬と主従関係

犬は何歳になってもしつけをすることができます。ただ、成犬になればなるほど難しくなるのは確かです。

犬は飼い主が頼れるリーダーだと感じたら従います。

飼い主が犬を家族と思うように、犬も飼い主のことを群れの一員だと思っています。

犬は家族全員の順位を決めていて、自分が一番偉いと思えば、犬自身がリーダーになろうとします。

飼い主は犬にとってリーダーであり続けるために、リーダーとしての自覚を持って犬に対して中途半端な態度を取らないようにしなければなりません。

主従関係チェック
  • おすわりができる
  • 伏せの指示に従う
  • エサを「待て」ができる
  • 呼べば飛んでくる
  • 散歩中横について歩く(ひっぱらない)

これがおやつ無しで一発でできるレベルであれば、主従関係がしっかりしていると言えます。

もしまだ上下関係がしっかりとできていないのであれば、芸の前にまずは犬のしつけをするための教材などで主従関係を構築することから始めましょう。

成犬の場合は基本のしつけも根気よく行わないといけません。犬を初めて飼ったという人は勝手がわからないと思いますので、以下のような基本のしつけができる教材を利用すると良いでしょう。

犬の芸の種類と教え方

犬との主従関係がしっかりできたら、犬に芸を教える準備は整ったと言えます。

芸にも難易度が低いものから高いものまでさまざまですし、犬種や身体の大きさによって向き不向きがあるので愛犬に合った芸を選びましょう。

一応以下でやり方を紹介していますが、文字だけでは理解しにくいということもあります。

もっと効率的に早く芸を覚えさせたいという場合は、以下のようなプロのドッグトレーナーの動画教材がおすすめです。

「バーン(ピストル)」の教え方(難度★★☆☆☆)

犬の芸バーン

芸の名前はよくわかりませんが、とにかく指をピストルのようにして「バーン」と合図すると、犬が倒れるという芸です。

バーンの教え方
  1. 犬を伏せの状態にさせて、おやつを顔に近づけます。
  2. おやつを持っていない手で犬のお尻を押しながら、かつ、おやつを動かしながらうまく仰向けの状態に持っていきます。
  3. 仰向けになったら「バーン」と声を出しましょう(指示の合図になります)
  4. 以上のことをできるまで繰り返します。

これを応用すれば「ごろん」も教えることができます。

「ちょうだい」の芸の教え方(難度★★☆☆☆)

犬の芸ちょうだい

犬が両手で頂戴ポーズをしているのは可愛いですよね。

これは自然にすることもありますが、「ちょうだい」の合図とともにできれば立派な芸です。

ちょうだいの教え方
  1. 犬におすわりをさせて、おやつを犬の頭より高い位置に持っていきます。
  2. おすわりの状態を崩さないようにしながら、犬がおやつ欲しさに前足を上げるまで待ちます。
  3. 「ちょうだい」のポーズになったら、飼い主が「ちょうだい」(合図の声)を出します。
  4. これを繰り返して、だんだん「ちょうだい」の合図を先に言うようにしていきます。

応用でちょうだいポーズを立ち上がってさせれば、「2本脚立ち(ちん)」になります。

「フェイス(顔隠し)」の芸の教え方(難度★★★☆☆)

犬の芸フェイス

フェイス(顔隠し)の芸は、人間でいう「いないいないばあっ!」みたいな仕草でとても可愛いですよね。

指示の合図は「フェイス」「いないいない」「恥ずかしい!」とか好きなものに変えても面白いですね。

フェイスの教え方
  1. お手をさせ、その状態を維持します。
  2. お手をしている飼い主の手の下におやつを持っていき、犬が手の下に顔を持ってくるように仕向けます。
  3. 顔を隠したようなポーズになったら「フェイス!」などの合図を発しましょう。
  4. これを繰り返し、だんだん「お手」をせずにできるようにしていきます。

「ハウス」の芸の教え方(難度★☆☆☆☆)

犬の芸ハウス

愛犬が「ハウス」の指示でケージや小屋に入るととても賢い犬のように思いますよね。教え方は意外に簡単です。

ハウスの教え方
  1. おやつを「ハウス」の指示で入れたい場所(ケージなど)に放り込みます。
  2. その場所に犬が入る瞬間に、聞こえるように「ハウス」と声を出します。
  3. これを繰り返し、だんだんと先に「ハウス」の指示、入ったらおやつのように順番を変えていきます。

ポイントはハウスの場所を1カ所に決めておくということです。

いろんな場所を覚えさせようとすると犬は混乱しますからね。

「アラウンド」の芸の教え方(難度★★☆☆☆)

犬の芸アラウンド

アラウンドは犬が飼い主の周りをくるっと回るという芸です。

アラウンドの教え方
  1. 飼い主は立ったままおやつを持ち、犬がおやつにつられて飼い主の周りを一周するように誘導します。
  2. 一周したら褒めておやつを上げます。
  3. 最初は腰をかがめて誘導していると思いますが、飼い主が直立で誘導できるように立ち上がっていきます。
  4. 一周したら「アラウンド」などの合図を発し、合図を覚えさせます。

以上を繰り返します。

このやり方は飼い主の股の間をクロスする「スルー(ウィーブ)」「8の字」の芸を教えるやり方にも応用できます。

「ボールを持ってくる(おつかい)」の芸の教え方(難度★★★★☆)

犬の芸ボールキャッチ

投げたボールなどを犬が持ってきたら公園などでの遊びにも幅が広がりますよね。

家の中だと新聞を取ってきたりなどで応用できます。

「キャッチ」を覚えさせる

いきなりボールを投げても興味がなければ犬は動きません。

まずは投げたものを咥えるということを覚えさせる必要があります。

キャッチの教え方
  1. 犬と飼い主が2mくらいの距離を保ちます。
  2. 小さいおやつを犬の口元めがけて投げます。
  3. 犬が空中で食べようとした瞬間に「キャッチ」と声(合図)を出します。
  4. 空中で食べようとせず、地面に落ちてから食べる場合でも食べる瞬間に「キャッチ」と声(合図)を出します。
  5. 繰り返してキャッチを覚えてきたら、たまにおやつをボールに変えて行います。できたら褒めておやつをあげます。

「おつかい」を覚えさせる

キャッチができるようになったらボールを使って「おつかい」を覚えさせましょう。

おつかいの教え方
  1. ボールの匂いを嗅がせてボールを意識させる
  2. ボールに注目がいってる間にボールを投げる
  3. ボールまで犬が到達したら「キャッチ」と合図する
  4. もどってきたら褒めておやつをあげる

犬は狩猟本能があるので、取ったボール(獲物)を離さないことがありますが、無理やり取ると「取られた」と認識して、以後持ち帰ってこなくなるので離さないときはある程度放っておきましょう。

そういう場合はおやつと交換させると、口を嫌でも開けてしまうのでボールを離します。

ボールを離したら褒めるを繰り返しましょう。

犬に芸を教える時の注意

犬と家族

当たり前ですが犬も命ある動物ですし、家族の一員でもあります。

芸をさせたいあまりに無理をさせたり、叱ったりするのはストレスになりますし、動物虐待にもなります。

犬が楽しそうに芸をするということを一番に考えて教えていきましょう。

おやつ選び

芸を教えるためのおやつ選びのポイントは、愛犬が好んで食べるもの、かつ、低カロリーのトリーツ(ごほうび用のおやつ)を使うことです。

また、満腹時には当たり前ですがおやつにも興味を示さないので、やや空腹(空腹すぎるとがっつく)のときに教えるのもポイントです。

集中できる環境にする

犬も人間と同様に集中したほうが芸を覚えやすくなります。

テレビなどの音源を消し、できるだけ飼い主とマンツードッグになるほうがいいですね。

また、犬の集中力は15分程度が限度なので、犬が飽きてきたそぶりを見せたり、注意散漫になってきたらその日のトレーニングはやめましょう。

犬のことを第一に考えてください。

最速で犬に芸を教える方法

犬に芸を教えたことが一度もない人はコツをつかむまでにかなり時間がかかります。

犬が楽しんでるのか嫌がっているのかも気付けないかもしれませんし、犬も飼い主もストレスが溜まることも。

公園で犬とキャッチボール(おつかい)ができたら楽しいですが、それまでのトレーニングで挫けそうですよね。

そんな時にはドッグトレーナーから教えてもらうのが一番の近道です。

とくに動画で教えてくれるトレーニング教材は、飼い主の立ち振る舞いから犬の挙動まで視覚的に理解できるので、「この方法で合っているのかな?」と不安になることはありません。

上記で紹介したほとんどの芸を網羅している教材は、以下のリンクをクリックして確認してみてください。